つくば市公共施設等総合管理計画
∼公共施設等資産マネジメントの方針∼
平成2 9年2月
は
じ
め
に
つくば市は本年,誕生から30周年の節目を迎えます。昭和38年の 閣議了解により,日本を代表する科学技術の拠点として筑波研究 学園都市の建設が始まり,人間と自然の調和を重んじ,かつ最新 の機能が完備した快適な生活空間の整備が進められ,近年では, つくばエ クスプレスと一体となっ たまちづくりを行ってお りま す。この間,市民生活の基盤として,道路や上下水道,学校など 多くの公共施設を整備してきました。これらの公共施設は,市民
の皆様の貴重な財産であるため,次の世代に確実に引き継いでいかなければなりません。 本市ではこれまで,市民へのサービス向上や施設運営の効率化のため,市庁舎の統合, 学校や地域交流センター等,地域の拠点となる施設の耐震化を行うとともに,近年の社 会情勢の変化を踏まえて,学校と子育て支援施設の複合化や公民連携による指定管理者 制度の導入など,施設ごとの現状等を踏まえた取組を重ねてきました。
しかし,施設の老朽化に伴う更新時期の集中,少子高齢化など社会情勢の変化に伴う 市民ニーズの変化,地震や集中豪雨をはじめ近年頻発する大規模災害への備え,低炭素・ 循環型社会への転換など,公共施設を取り巻く環境は大きく変化しています。
このような状況の中,公共施設の維持管理に予防保全の考え方を取り入れ,できる限 り長く使用していくとともに,保有する公共施設を資産として有効活用しながら施設保 有量の適正化を図っていくことで,必要なサービスを確実に提供し続けることが重要で す。こうした公共施設マネジメントの取組をより加速させるため,この度「つくば市公 共施設等総合管理計画∼公共施設等資産マネジメントの方針∼」を定めました。
今後は,災害に強い地域社会づくりや低炭素まちづくり,ハブアンドスポーク型の都 市づくりなど,あらゆる施策との連携を図り,安全で快適に利用できる公共施設にして いきます。
最後になりますが,本計画の策定に当たり,貴重な御意見や御提案をお寄せください ました市民の皆様に,心から感謝申し上げます。公共施設の老朽化問題をすでに解決し た自治体はありません。ここからがスタートです。「世界の明日が見えるまち」を目指 し,本計画に基づき公共施設マネジメントを推進してまいりますので,御理解・御協力 をお願い申し上げます。
目 次
計画の概要 . . . 2
1. 1. 1. 目的 . . . 2
1. 1. 2. 本市の上位計画等との関係 . . . 3
公共施設の現況及び将来の見通し . . . 8
財政状況 . . . 11
公共施設の維持管理と事業運営に係る費用 . . . 12
公共施設の更新等に係る将来費用 . . . 13
公共施設の状況からみた課題 . . . 14
人口動向からみた課題 . . . 14
財政状況と公共施設に係る費用からみた課題 . . . 14
公共施設の管理に関する基本的な考え方 . . . 16
施設類型別の方向性 . . . 26
フォローアップの実施方針 . . . 40